闇の皇帝・シャドウロードの領域




あなたは踏み入れてはならない一線を越えてしまった。

これより先は、モードハイムを影から支配する主の領域。

人が人でいられなくなる場所。

主とは誰かと?

その正体を知れば、正気を保つことはできまいぞ。

その覚悟があるならば、

先へ進むがいい・・・



シャドウロードの正体とは?


モードハイムが発表されたとき、そのバックストーリーに登場する”シャドウロード”とは一体何者なのか??様々な予想が飛び交いました。 現在では、その正体がズバリ発表されていますが、ここでは当時どんな噂が流れていたのか紹介していきたいと思います。

説1−下位のケイオス神

各説の中でも、これが最も、もっともらしい説の1つでしょう。
モードハイムでもケイオスを信仰する狂信者たちに崇拝されている時点で、ケイオスの勢力の中でもかなり上位の位置にいることは容易に想像できます。
さらに、特に働きのあった信者に対して様々なリワード(恩恵)を授けることもあるようです。
このことからシャドウロードはケイオスの神、少なくとも4大神(コーン、ナーグル、ティーンチ、スラーネッシュ)よりは力の弱いマイナーゴッドの1人ではないかと思われています。

『Mordheim』ルールブックによると、シャドウロードは過去に”Morrslieb”と呼ばれる世界の神であり長であったという記述が載っています。
”ウオーハンマーFRPG”のシナリオによると”Morrslieb/モルスリープ”とは、ウオーハンマー世界に浮かぶ2つの月の片割れで、不吉の象徴だそうです。
以下に同資料からの抜粋を記載します。

モルスリープの起源と性質について、ふたつのよく知られた伝説があります。一つ目の伝説によると、 それはかつて空に浮かぶ門だったのですが、そこからデーモンがやってきて既知世界の人々を苦しめました。 モールはデーモンに残酷な死を与え、人々がいかにして神に救われたかを忘れないように、その残骸の外側に第二の月を作ったのです。
二つ目の伝説は、〈混沌〉が最初に既知世界におしよせたときに、ワープストーンの大きな塊が空高く投げあげられ、そこで永遠にぐるぐる回りながら、通りすぎた土地すべてに〈混沌〉を広めたというものです。 この伝説は主に〈混沌〉の信者に信じられていて、彼らはモルスリープが満月のときに祭りを催します。
『エンパイアの興亡』P257巻末資料(P・ギャラガー他著、高山・谷口訳-現代教養文庫1407-社会思想社)
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説2−デーモンプリンス

・・・さすがにエンパイアの中央にケイオス神が出現してはまずいでしょう。
ということで、デーモンプリンス説。
デーモンプリンスとは、もともと人間(モータル)だったものがケイオス神の寵愛を受けてデーモン(イモータル)として転生させられた存在です。
シャドウロードは人間か悪魔か、信者たちにさえ分からないと噂されているらしいので、そのどちらでもあった存在”デーモンプリンス”は至極全うな正体ではないでしょうか。
それではシャドウロードが授けるというリワード(恩恵)は?
デーモンプリンスごときにそんなパワーを授ける権限はないでしょう。
これは、彼のパトロンゴッド(ご主人様)が代わりに授けている、ということで辻褄合わせができるかもしれません。

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新説−Tuomas Pirenen

『Mordheim』のデザイナー(^^

・・・ではなく(デザイナーというのは本当ですが)
Tuomas Pirenen氏が語るシャドウロードについての記事が、ウェブマガジン「STRIKE TO STUN #2」誌上に載っていました。
Tuomas Pirenen氏はモードハイムとウオーハンマー6版のデザインに関わった後、GW社を離れてしまいましたが、「STRIKE TO STUN」のインタビューに答えるという形で、モードハイムについて語っています。
Tuomas Pirenen氏は、シャドウロードの正体を公式に明らかにはしていないと言いつつ、自分のキャンペーンゲーム用にデータ化はしていたようです。(いったいどんな能力値を持っていたのでしょうか?)
そしてモードハイムルールブックの後半にあるページ(p143)をまるまる1枚使ったシスターofシグマーの挿し絵、この背後に描かれている姿がシャドウロードであると明言しています。

モードハイム及びシャドウロードの創造者本人が語る内容ですから、これが正しいのでしょう。
しかしそうなると、シャドウロードはどうしてシスターofシグマーの背後に捕らわれているのか? シスターがシャドウロードの前方に、その御座を守るように描かれているのはなぜか? また、そのシーンの舞台はどこなのか?(ピットか?修道院の地下か?)
・・・等、新たな疑問が浮かび上がってきますが、それらについては各自の想像にまかせるというのがデザイナーの意図なのでしょう。

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