* Skirmish(スカーミッシュ) *



「Skirmish(スカーミッシュ)」とは、「WARHAMMER」世界での小規模な戦闘を扱ったゲームシステムのことです。
大規模な集団戦を主に扱う「WARHAMMER Fantasy Battle」(以下「Fantasy Battle」)では、どうしても大量のミニチュアと、いっぱいの時間が必要になります。

”まだミニチュアが必要なだけ揃っていないよ!”
”全部塗っていないけど遊んでみたい!”
”今日は時間がないからそれ程長く遊んでいられない!”

そんな難点(←同時に魅力でもありますが)を解決したのが
「Skirmish」
です。

「モードハイム」→「スカーミッシュ」へのルール変更点
SKIRMISHの特徴
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アーミーをこれだけ揃ろえるには1ヶ月やそこらでは全然足りない
「Skirmish」は大体5体〜25体程のミニチュアがあれば簡単に遊ぶことができます。(ポイントにして50p〜250p)

これは「Fantasy Battle」にして大体1ユニット分のミニチュア数。
「Fantasy Battle」はそのユニットを多数使用することを考えると、その差は大したものです。

もちろんルールは同じ「WARHAMMER」世界なので「Fantasy Battle」と大体同じです。(ターン制で、各フェイズごとに行動)
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違いは多数のモデルが隊列を組んでユニットとなりぶつかり合う「Fantasy Battle」にたいして、 「Skirmish」では1体のモデルが1ユニットに相当する点です。
そのためターンやホイールなどの移動、フランク/リアチャージ(横から/後ろからの不意打ち)、 コンバットリザルト、ブレイクテストといった”集団戦闘特有の処理”をする必要がありません。

又、「Fantasy Battle」ではユニットが1ダメージを受けたら、即1モデルを取り除くことになります。
一方「Skirmish」ではその処理を若干綿密にするため、ダメージを受ける度にInjury chart(インジャリー表)を振って、傷の程度を判定します。 ダメージ=即死亡とは限らなくなったわけです。

「Fantasy Battle」にも”スカーミッシャー”というスペシャルルールを持った偵察部隊が存在する。
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さらに、大規模戦ゆえ野外での戦いが主だった「Fantasy Battle」に対し、「Skirmish」では市街地や洞窟での戦いも可能です。

そのため「Skirmish」独自の、壁をよじ登る、窓から飛び降りる、断崖をジャンプする、物影に身を潜める・・・等の移動ルールが存在します。
これらの移動を楽しむ点では「Fantasy Battle」も「Skirmish」も変わりがありません。

このような入り組んだ地形も易々と移動します。もちろん落ちれば相応のダメージを喰うが
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SKIRMISHの経緯
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5版の時代には攻城戦ルール「SIEGE」が別冊サプリメントとして発売されていました。しかしこれも6版ルールブックに付録として収録される運命に・・
さて、ここまで読んでお気づきの方もいると思いますが・・・「Skirmish」は「モードハイム」の焼き直しです。
「Fantasy Battle 5版」の頃に出た「モードハイム」のゲームシステムを「Fantasy Battle 6版」のリリースに合わせて幾箇所か修正し、「Skirmish」としてルールブックに収録したわけです。 (6版のルールブック後半に、付録という形で掲載されています。ページ数はたったの5ページ!簡単そうでしょ?)

「WARHAMMER」世界での戦争ゲーム「Fantasy Battle」をベースにして生まれた「モードハイム」が、再び「Fantasy Battle」に帰ってきたのですね。

「モードハイム」→「スカーミッシュ」へのルール変更点

「WARHAMMER Fantasy Battle 6版」がリリースされた頃の「Skirmish」は、基本ルールしか存在しませんでした。
そのため、実際に「Skirmish」を遊ぶにはピッチバトルかシナリオを自作するかしかありません。
しかしシナリオを作るにしても、バランスをうまく調整出来るまでにはそれなりの研究と経験が必要です。
だからといってきっちりポイントを合わせて戦うピッチバトルだけでは、今一雰囲気が作れません。
この部分が「Skirmish」の欠点だったのです。
「WARHAMMER」のサポート誌『WHITE DWARF』で一度「Skirmish」用シナリオ作成のアドバイスとシナリオ(吸血鬼狩り)が掲載されましたが、そこまででした。(この記事は『WARHAMMER ANNUAL 2002』に収録済み)
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SKIRMISHと100のシナリオ
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しかしその後、GWの公式サイト上で、大々的に「Skirmish」のサポートが開始されます。
ドワーフの地下要塞にスケイブンが侵入した!」 「エンパイアの村にオークが押し寄せてきた!」等、設定が詳細に練られた大量のシナリオがウェブ上で発表されたのです。
これらのシナリオの特徴はゲームの事前状況と参戦モデルの種類やポイントが(ほぼ)既に決められている点にあります。
その為、かなり雰囲気重視で、対戦相手なども限定されてしまうという欠点があります。
しかしそれを補うに余りあるだけのシナリオが用意されています。(100本近く発表するらしいです)

これらのシナリオ群の発表によって「Skirmish」はこれまでのミニチュアゲームの持つおもしろさに加え、用意された”戦場”と”兵隊”で遊ぶ詰め将棋的な楽しみの要素が加えられたと言えるでしょう。
これはGWが最近取り組んでいる「ロード・オブ・ザ・リング」のシチュエーションバトルでの経験から取り入れたものではないかと思います。

そして、もう1つ特筆すべき点として、各「Skirmish」シナリオでの戦闘をより大規模な戦争の前哨戦とすることで、「Fantasy Battle」と一緒に楽しむ方法が提案されています。

例えば「Fantasy Battle」でエンパイア対オークを遊ぶ場合。
事前に「Skirmish」でエンパイア対オークのシナリオを選んでプレイします。
そしてその戦闘結果がメインイベント「Fantasy Battle」に影響してくるというわけです!(エンパイアが負けた場合、ヒーローを1人減らさねばならない等)




*これら大量のシナリオが収録されたブックレットがGWから発売されています。
ただしこの冊子に「Skirmish」の基本ルール自体は収録されていません。
基本ルールは「WARHAMMER Fantasy Battle 6版」か、GWの公式サイトで手に入れましょう。

「モードハイム」→「スカーミッシュ」へのルール変更点


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